こんにちは
今日はくらげ雑貨店の名前の由来について・・・
いつかお店を開きたい!と考えるようになってから、
まずはお店の名前を決めることにしました。
そこでふっと思いついたのが「くらげ」でした。
私は特に「くらげが大好き!」というわけではありませんでした。
なぜくらげが思い浮かんだのかというと、
それは小さいころの記憶でした。
小さいころ、父がお出かけ好きだったので、
家族でいろんなところに出かけました。
ある日、横浜にお出かけし、みんなで観光船に乗ることになりました。
船を待つ間、横浜の港で並んでいた時に、
港の岸、海の中にぷかぷか動くものを見つけました。
「お母さん、あのごみ袋、なんか変」私は言いました。
「あれはくらげだよ」母が教えてくれました。
「ふーん」
それから船に乗るまで、ずっとくらげを見つめました。
ぷかぷか、ゆらゆら、顔のないくらげが動く様子は
とても不思議でした。
たったそれだけの記憶です。
でもなぜかこの記憶はずっと残り、
小さいころの家族の記憶というと
この記憶が思い浮かびます。
「なんでこんなことを覚えているんだろう」
ということが、あなたにもありませんか?
私の中の、「何でもないけど幸せな記憶」が思い浮かんだ瞬間、
迷わずくらげをお店の名前に決めました。
将来くらげ雑貨店にいらしたお客様が、
人生を振り返った時にふっと思い浮かぶものの中に
くらげ雑貨店が出てきたら、
こんなにうれしいことはありません。
みんな「くらげ」と聞くと、
夏に大量発生する越前クラゲや、
刺されると痛い、という連想をするようで、
名前を変えようか迷ったこともありましたが、
やはり、くらげ以外には考え付きませんでした。
どうか、ちいさなかわいいくらげを想像してください・・・
名前は日本語にしたかったので、
「くらげ」の下に「雑貨店」とつけました。
「いろんなものがある」というイメージで
「雑貨店」にしましたが、
「雑貨屋さん」というよりは、「手作りを楽しむお店」にしたいので、
こちらは本当にお店を開くときには変わっているかもしれません。
そうそう、元ちとせさんの「この街」という曲のPVに
私の記憶の中のくらげによく似たごみ袋が出てきます。
ご興味のある方はぜひ一度聞いてみてくださいね。